商工業に関する調査研究等

市内業種別景気動向調査結果

令和2年10月~12月調査分

令和3年1月~3月調査分
当商工会議所では、昨今の経済環境の変化に即応して、当会議所管内の中小企業の経営改善に資するため、短期的な景気動向の把握や地域産業の諸情報・経済の問題点などを的確に収集、提供することを目的として 四半期毎に業種別景気動向調査を実施、令和3年3月期調査分の集計結果を下記の通りまとめた。
1.調査時点 令和3年3月20日
2.調査対象 当所管内の中小企業(105社)
3.回答企業数 39社(回答率 37.1%)
 
業種別内訳
製造業 9社 小売業 6社
建設業 3社 運輸通信業 6社
卸売業 5社 不動産・サービス業 7社
水産業 3社

Ⅰ概況(全産業)〔今期(令和3年1月~3月期)の概要〕

1.〔企業経営動向〕
(1)売上高・採算
今期の全業種の売上高DI(「増加した企業割合」-「減少した企業割合」の指数)は、▲25.6ポイントで、前年(令和2年3月期)調査の▲36.1ポイント、前期(令和2年12月期)調査の▲30.0ポイントからみると好転傾向となっている。採算状況では前年同期比で▲33.3→▲25.6ポイントで好転傾向、前期比では▲17.5→▲25.6ポイントと悪化傾向を示している。業種別にみてみると、建設業は売上高、採算ともに好転傾向(本調査回答11社中3社で売上高DI▲33.3→33.3、採算DI▲16.7→0.0)、卸売業・運輸通信業は売上高は好転傾向、採算は悪化傾向、不動産サービス業は売上高は悪化傾向、採算は好転傾向(本調査回答23社中7社で採算DI▲25.0→▲14.3)、小売業は売上高、採算ともに横ばい、製造業・水産業は売上高、採算ともに悪化傾向にある。

 
(2)総合景況感


今期の全業種の総合景況感DI(「好転した企業割合」-「悪化した企業割合」の指数)については、前年同期比で▲44.4→▲38.5ポイント、前期比では▲40.0→▲38.5ポイントと好転傾向にある。全業種の向こう3ヶ月の予測においては▲30.8ポイントで好転傾向にある。業種別では、製造業・運輸通信業・不動産サービス業は好転傾向、卸売業・水産業は横ばい、建設業・小売業は悪化傾向の予測がでている。

 
 
対前年実績(令和3年1月~3月) 予測(令和3年4月~6月)
(1)売上高 増加
23.1%
不変
28.2%
減少
48.7%
DI
▲25.6
増加
20.5%
不変
35.9%
減少
43.6%
DI
▲23.1
(2)製商品在庫 増加
7.7%
不変
69.2%
減少
23.1%
DI
▲15.4
増加
15.4%
不変
64.1%
減少
20.5%
DI
▲5.1
(3)設備状況 増加
10.3%
不変
71.8%
減少
17.9%
DI
▲7.7
増加
2.6%
不変
69.2%
減少
28.2%
DI
▲25.6
(4)採算状況 好転
12.8%
不変
48.7%
悪化
38.5%
DI
▲25.6
好転
15.4%
不変
46.2%
悪化
38.5%
DI
▲23.1
(5)仕入単価 下落
7.7%
不変
64.1%
上昇
28.2%
DI
▲20.5
下落
10.3%
不変
61.5%
上昇
28.2%
DI
▲17.9
(6)労働力 過剰
7.7%
適正
61.5%
不足
30.8%
DI
▲23.1
過剰
0.0%
適正
71.8%
不足
28.2%
DI
▲28.2
(7)資金繰り 好転
5.1%
不変
76.9%
悪化
17.9%
DI
▲12.8
好転
7.7%
不変
74.4%
悪化
17.9%
DI
▲10.3
(8)総合景況感 好転
5.1%
不変
51.3%
悪化
43.6%
DI
▲38.5
好転
10.3%
不変
48.7%
悪化
41.0%
DI
▲30.8
2.〔経営上の問題点
経営上の問題点としては、売上不振を第1位にあげた企業が38.5%、次いで人材不足が25.6%、収益低下が12.8%となっている。今期に設備投資をした事業所は30.8%と前期の40.0%と比べて減少し、来期に向けて設備投資を計画している事業所は28.2%と前期の27.5%と比べて増加している。
売上
不振
収益
低下
過当
競争
人材
不足
人件費
負担
設備
不足
金利
負担
資金
繰り難
その他
経営上の問題点
第1位
38.5% 12.8% 7.7% 25.6% 2.6% 5.1% 0.0% 5.1% 2.6% 100.0%
経営上の問題点
第2位
15.6% 40.6% 3.1% 12.5% 12.5% 6.3% 3.1% 6.3% 0.0% 100.0%
経営上の問題点
第3位
17.4% 17.4% 8.7% 17.4% 17.4% 13.0% 4.3% 4.3% 0.0% 100.0%
経営上の問題点
総計
25.5% 23.4% 6.4% 19.1% 9.6% 7.4% 2.1% 5.3% 1.1% 100.0%

Ⅱ.業界の話題や行政等への要望について

市販用の量販店相手の企業は、売上が確保できても利益率が低い、業務用は飲食店などの時短でダメージを受けている様です。末端の店舗への補助はある様ですが、それに付ずいする企業への支援は、まだまだと思います。市内企業様との連携。といったご意見が寄せられています。



 
 
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