平成28年10月〜12月調査分
 (平成28年7月〜9月調査分)


 当商工会議所では、昨今の経済環境の変化に即応して、当会議所管内の中小企業の経営改善に資するため短期的な景気動向の把握や 地域産業の諸情報・経済の問題点などを的確に収集、提供することを目的として 四半期毎に業種別景気動向調査を実施、平成28年12月調査分の集計結果を下記の通りまとめた。

 1.調査時点 平成28年12月20日
 2.調査対象 当所管内の中小企業
(101社)
 3.回答企業数 35社
(回答率 34.7%)
業 種 別 内 訳
製 造 業 3社 小 売 業 4社
建 設 業 6社 運輸通信業 6社
卸 売 業 6社 不動産・サービス業 7社
水 産 業 3社    



T概況(全産業)〔今期(平成28年10月〜12月期)の概要〕
1.〔企業経営動向〕
  (1)売上高・採算
 今期の全業種の売上高DI(「増加した企業割合」−「減少した企業割合」の指数)は、▲8.6ポイントで、前年(平成2712月期)調査の▲8.8ポイント、また前期(平成289月期)調査の▲43.6ポイントからみても好転傾向となっている。採算状況では前年同期比で▲11.8→▲17.1ポイントと悪化傾向にあるが、前期比では▲33.3→▲17.1ポイントと好転傾向を示している。業種別にみてみると、建設業・卸売業・小売業・不動産サービス業は売上高・採算ともに好転傾向にあり、運輸通信業は横ばいから好転傾向、逆に製造業・水産業はともに悪化傾向となっている。
    
  (2)総合景況感
 今期の全業種の売上高DI(「増加した企業割合」−「減少した企業割合」の指数)は、▲8.6ポイントで、前年(平成2712月期)調査の▲8.8ポイント、また前期(平成289月期)調査の▲43.6ポイントからみても好転傾向となっている。採算状況では前年同期比で▲11.8→▲17.1ポイントと悪化傾向にあるが、前期比では▲33.3→▲17.1ポイントと好転傾向を示している。業種別にみてみると、建設業・卸売業・小売業・不動産サービス業は売上高・採算ともに好転傾向にあり、運輸通信業は横ばいから好転傾向、逆に製造業・水産業はともに悪化傾向となっている。


  対前年実績(平成28年10月〜12月) 予測(平成29年1月〜3月)
 (1)売上高  増加
 28.6%
 不変
 34.3%
 減少
 37.1%
 DI
 ▲8.6
 増加
 14.3%
 不変
 60.0%
 減少
 25.7%
 DI
 ▲11.4
 (2)製商品在庫  増加
 8.6%
 不変
 68.6%
 減少
 22.9%
 DI
 ▲14.3
 増加
 8.6%
 不変
 77.1%
 減少
 14.3%
 DI
 ▲5.7
 (3)設備状況  増加
 14.3%
 不変
 74.3%
 減少
 11.4%
 DI
  2.9
 増加
 14.3%
 不変
 74.3%
 減少
 11.4%
 DI
  2.9
 (4)採算状況  好転
 11.4%
 不変
 60.0%
 悪化
 28.6%
 DI
 ▲17.1
 好転
 8.6%
 不変
 62.9%
 悪化
 28.6%
 DI
 ▲20.0
 (5)仕入単価  下落
 2.9%
 不変
 65.7%
 上昇
 31.4%
 DI
 ▲28.6
 下落
 2.9%
 不変
 62.9%
 上昇
 34.3%
 DI
 ▲31.4
 (6)労働力  過剰
 11.4%
 適正
 48.6%
 不足
 40.0%
 DI
 ▲28.6
 過剰
 11.4%
 適正
 51.4%
 不足
 37.1%
 DI
 ▲25.7
 (7)資金繰り  好転
 2.9%
 不変
 85.7%
 悪化
 11.4%
 DI
 ▲8.6
 好転
 2.9%
 不変
 91.4%
 悪化
 5.7%
 DI
 ▲2.9
 (8)総合景況感  好転
 2.9%
 不変
 65.7%
 悪化
 31.4%
 DI
 ▲28.6
 好転
 2.9%
 不変
 71.4%
 悪化
 25.7%
 DI
 ▲22.9


2.〔経営上の問題点〕
 経営上の問題点としては、売上不振を第1位にあげた企業が37.1%、次いで人材不足が28.6%、収益低下が20.0%となっている。今期に設備投資をした事業所は25.7%と前期と比べて横ばいとなっており、来期に向けて設備投資を計画している事業所も25.7%と前期と比べて同じく横ばいとなっている。

  売上不振 収益低下 過当競争 人材不足 人件費負担 設備不足 金利負担 資金繰り難 その他
経営上の問題点第1位 37.1% 20.0% 8.6% 28.6% 0.0% 2.9% 2.9% 0.0% 0.0% 100.0%
経営上の問題点第2位 20.0% 40.0% 6.7% 6.7% 13.3% 3.3% 6.7% 3.3% 0.0% 100.0%
経営上の問題点第3位 3.8% 15.4% 23.1% 26.9% 11.5% 11.5% 3.8% 3.8% 0.0% 100.0%
経営上の問題点 総計 22.0% 25.3% 12.1% 20.9% 7.7% 5.5% 4.4% 2.2% 0.0% 100.0%



U.業界の話題や行政等への要望について
 鋼材価格が上昇したので、建築・土木業者も仕入材料費の負担が増えてくると思う。4〜6月頃には落ち着いてくると思われるが、円安がどうなるか分からないので相場はまだ分からない、といったご意見が寄せられています。





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