商工業に関する調査研究等(令和3年10月~12月調査分)

令和3年10月~12月調査分

当商工会議所では、昨今の経済環境の変化に即応して、当会議所管内の中小企業の経営改善に資するため、短期的な景気動向の把握や地域産業の諸情報・経済の問題点などを的確に収集、提供することを目的として 四半期毎に業種別景気動向調査を実施、令和3年12月期調査分の集計結果を下記の通りまとめた。

1.調査時点 令和3年12月20日
2.調査対象 当所管内の中小企業(102社)
3.回答企業数 37社(回答率 36.3%)

 

業種別内訳
製造業 6社 小売業 5社
建設業 8社 運輸通信業 5社
卸売業 4社 不動産・サービス業 5社
水産業 4社    

Ⅰ概況(全産業)〔今期(令和3年10月~12月期)の概要〕

 
1.〔企業経営動向〕
(1)売上高・採算

今期の全業種の売上高DI(「増加した企業割合」-「減少した企業割合」の指数)は、0.0ポイントで、前年(令和2年12月期)調査の▲30.0ポイント、前期(令和3年9月期)調査の▲17.1ポイントからみると好転傾向となっている。採算状況では前年同期比で▲17.5→▲13.5ポイントで好転傾向、前期比では▲11.4→▲13.5ポイントと悪化傾向を示している。業種別にみてみると、製造業・運輸通信業・不動産サービス業は売上高、採算ともに好転傾向、卸売業は売上高は好転傾向(本調査回答10社中4社で売上高DI▲25.0→50.0)、採算は横ばい、小売業は売上高は好転傾向(本調査回答19社中5社で売上高DI▲60.0→▲20.0)、採算は悪化傾向、建設業・水産業は売上高、採算ともに悪化傾向にある。

 
(2)総合景況感

今期の全業種の総合景況感DI(「好転した企業割合」-「悪化した企業割合」の指数)については、前年同期比で▲40.0→▲16.2ポイント、前期比では▲25.7→▲16.2ポイントと好転傾向にある。全業種の向こう3ヶ月の予測においては▲24.3ポイントで悪化傾向にある。業種別では、小売業は好転傾向、製造業・水産業は横ばい、建設業・卸売業・運輸通信業・不動産サービス業は悪化傾向の予測がでている。

 

 

  対前年実績(令和3年10月~12月) 予測(令和4年1月~3月)
(1)売上高 増加

29.7%
不変

40.5%
減少

29.7%
DI

0.0
増加

21.6%
不変

51.4%
減少

27.0%
DI

▲5.4
(2)製商品在庫 増加

10.8%
不変

73.0%
減少

16.2%
DI

▲5.4
増加

5.4%
不変

78.4%
減少

16.2%
DI

▲10.8
(3)設備状況 増加

10.8%
不変

75.7%
減少

13.5%
DI

▲2.7
増加

21.6%
不変

67.6%
減少

10.8%
DI

10.8
(4)採算状況 好転

10.8%
不変

64.9%
悪化

24.3%
DI

▲13.5
好転

10.8%
不変

67.6%
悪化

21.6%
DI

▲10.8
(5)仕入単価 下落

5.4%
不変

35.1%
上昇

59.5%
DI

▲54.1
下落

0.0%
不変

43.2%
上昇

56.8%
DI

▲56.8
(6)労働力 過剰

0.0%
適正

45.9%
不足

54.1%
DI

▲54.1
過剰

0.0%
適正

51.4%
不足

48.6%
DI

▲48.6
(7)資金繰り 好転

5.4%
不変

83.8%
悪化

10.8%
DI

▲5.4
好転

2.7%
不変

86.5%
悪化

10.8%
DI

▲8.1
(8)総合景況感 好転

10.8%
不変

62.2%
悪化

27.0%
DI

▲16.2
好転

5.4%
不変

64.9%
悪化

29.7%
DI

▲24.3
2.〔経営上の問題点

経営上の問題点としては、人材不足を第1位にあげた企業が43.2%、次いで売上不振が27.0%、収益低下が16.2%となっている。今期に設備投資をした事業所は29.7%と前期の22.9%と比べて増加し、来期に向けて設備投資を計画している事業所は29.7%と前期の28.6%と比べて増加している。

  売上

不振
収益

低下
過当

競争
人材

不足
人件費

負担
設備

不足
金利

負担
資金

繰り難
その他
経営上の問題点

第1位
27.0% 16.2% 2.7% 43.2% 8.1% 0.0% 2.7% 0.0% 0.0% 100.0%
経営上の問題点

第2位
18.2% 33.3% 3.0% 6.1% 21.2% 9.1% 3.0% 3.0% 3.0% 100.0%
経営上の問題点

第3位
8.0% 28.0% 12.0% 16.0% 12.0% 4.0% 8.0% 8.0% 4.0% 100.0%
経営上の問題点

総計
18.9% 25.3% 5.3% 23.2% 13.7% 4.2% 4.2% 3.2% 2.1% 100.0%

Ⅱ.業界の話題や行政等への要望について

受注は増えたが、仕入単価(原材料)の大幅UP、又コロナ(オミクロン)により不透明である。将来に向け外国人労働力の確保を検討しているので、情報がありましたら提供いただきたい。といったご意見が寄せられています。

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

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